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サイコロ店長のスロ専奮闘記

緊急事態宣言

もしホールが長期休暇を強いられた場合、家でなにをしようか今からワクワクが止まらないサイコロ店長です。

新型コロナウイルス感染症対策本部にて、特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令された。

対象となる地域は、私が活動の拠点としている東京をはじめ、大阪や福岡など複数の主要都市。対象地域のホールは、問答無用で営業自粛となる(だろう)。

一応確認だが、緊急事態宣言は強制的に休業を迫られるものではない。営業自粛は自主的な判断だ。通常営業で突っぱねることもできなくはない。

ただ、今回の事態は前代未聞の一大事。我々ホール関係者も、利益とかなんとか言ってる場合ではない。

世の中の歩調に合わせる部分もあれば、ホールの為でもある。誰だって、自分のホールから感染者を出したくないからね。そして、最も恐れるのはクラスター(集団感染)。それこそ強制的に営業停止だし。

で、緊急事態宣言が発令される少し前。対象候補とされる地域のとある組合執行部が、営業自粛要請を前提に興味深い発言を行った。

・業界の置かれている立場を理解しろ
・もし適切な対応を取らなかった場合、業界に向けられる一般市民の厳しい感情を想像しろ

世論の流れを汲み取り、営業を自粛しろ〜という主旨だ。

「接客を伴う飲食の場で感染を疑う事例が多発している。ナイトクラブやバーなどへの入店を当面、控えてほしい」

と、東京都知事が市民に向けて要請を出したのが先月末。結局、要請虚しく不要不急の外出自粛要請は効果が薄かった。ただ、その際に各種ニュースで取り上げられた映像が「パチンコ店の開店待ちの行列」。これがマズかった。

ナイトクラブやバーは自粛の対象で、なぜパチンコ店は対象外なのか。と、批判が殺到。

そりゃ確かに後ろめたいこともある業界だ。アンチ勢もやたらいる。業界がニュースで取り上げられる場合、悪いニュースが圧倒的に多いし。

そんな状況だからこそ、しっかりと民意を汲み取り、批判を避ける対処が必要となる。二次被害三次被害を防ぐ為にも、国民の総意に従うべきなのだ。

そんなこんなで多くのホールは良識ある行動を取るにも拘わらず、中には営業を強行するホールもあるみたい。ちょっと常識を疑ってしまうよね。

相変わらず、正直者が馬鹿を見る業界だ。

最後にちょっとしたネタをひとつ。

今回の緊急事態宣言で、とあるメーカーのとある国民的人気機種の製造が、大幅に遅れるという情報が入ってきた。当然、納品日も遅れる。

というのも、機械製造過程において重要な部品の製造を緊急事態宣言対象地域の工場で賄っているからだ。

宣言を受け、当然工場は操業を停止。数万台の受注に到底対応不可能になるという。

ホールの核となる機械の納品が延期され、さらには納期のメドも立たないらしい。どうなることやら。
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