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サイコロ店長のスロ専奮闘記

揺れまくっている

数年振りにマスクを着用したサイコロ店長です。それもこれも、憎きアイツのせいだ。

新型コロナウイルスの影響で世界が揺れている。日本の経済も、ぐらんぐらん揺れまくっている。

経済産業省は、感染症対策にて影響を受ける事業者に対し、5,000億円規模の資金繰り支援を行うことを発表した。

それほど今回の事案は重大な損害を招いているってこと。実際、倒産している企業は日を追うごとに多くなっている。もちろん接客業であるパチンコパチスロ業界も、大きなダメージを喰らっている。

そんな日本中がバタバタしている中、とある業界大手法人が「新型コロナウイルスに対する対応について」と題した独自の対応策を発表した。項目別に紹介したい。

「店舗での対応」
従業員のマスク着用や顧客へのアルコール消毒の推奨など。

「勤務形態の変更」
時差出勤や在宅勤務(主に本社?)など。

「業務スタイル等の変更」
大規模会議やセミナーへの参加禁止など。

「その他」
詳細不明。だったが、3月10日に社内向けのインフォメーションで、以下の項目が具体的になった。

・最新台導入の自粛
・リニューアル等の施策の自粛
※いずれも3月16日より施行

随分と大胆な内容だ。元々新台入替を頻繁に行う企業ではなかったが、その影響は計り知れない。

タイミングも悪い。通常3月後半から4月にかけては年度の切り替わり。顧客の流動が激しい時期。すなわち、新規の顧客をつかむ絶好のチャンスなのだ。施策によって、大胆な仕掛けもなくこの機会を逃すってことは、企業にとってかなりの痛手だろう。

頭のいい人たちが考えに考え抜いて出した結論。目先の利益よりも、社会性を優先した選択だ。そう簡単に実施できるモノではない。素直に尊敬する。

なお、認定切れ機種の撤去に関しては、自社で抱えている中古機種との差し替えで対応する模様。導入を自粛するのは「最新台」だからね。

業界のリーダー的なこの企業が、この様な決断を行ったってことは、追随する企業もあるはず。

ただこれが企業単位ではなく、地域(組合)単位ともなれば、話は別だ。そんな余裕を持った対応が可能なホールは、実際ひと握りしかないもん。

商売上、来店を自粛しろとは言えないが、皆さんもせめて自己防衛だけは忘れずに楽しんでもらいたい。
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