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サイコロ店長のスロ専奮闘記

底力を発揮してもらいたい

あなたにとって想い出の機種は?って質問、たま〜にあるよね。そんな時は5号機と4号機で分けて答えることが多いサイコロ店長です。

5号機では断トツでパチスロサクラ大戦3〜巴里は燃えているか〜。私が最も打ち込んだ機械のひとつ。設定@の実戦上出玉率は驚異の100%OVER! 打たれれば打たれる程に赤字が膨らむ、ホール泣かせの機械。

4号機は選択肢が多すぎて毎回悩むのだが、最終的には山佐のおいちょカバXと答えている。次機種のコングダムも譲れないくらい好きなんだけどね。

なんやかんやであの頃の山佐が好きだった。今でこそ中堅メーカーに成り下がっているが、当時はユニバーサルやオリンピアと並び、パチスロ業界では大手の一角を担っていたのだ。

ってな感じで今回は山佐の話。それもこれもモンキーターンの6号機Verが正式に発表されたから。パチマガスロマガのTOPICSでも取り上げられており、ティザーPVを観た方も多いのでは。

この機械、最近の山佐にしては、まだ可能性があるのでは?と言われている。逆に捉えれば、最近(特にここ5年)の山佐がうんともすんとも言わな過ぎたのだろう。

ちょっと振り返ってみる。昨年末の天下布武4は導入ホールを探すのが困難な状況。そのちょい前のパチスロTIGER & BUNNYは期待されていたものの、稼働はまるで伸びず。極めつけは昨年7月のパチスロ鉄拳4。肝心のゲーム性よりも、斬新な新筐体ばかりがフィーチャーされる始末。どれもこれもが不本意な成績しか残せていない。

こんな状況につき「普通の機械」をリリースした(する)だけでも、十分な評価に値するのかも。

メーカー営業マン曰く、モンキーのゲーム性が6号機の仕様とマッチするらしい。仕様とは、恐らくシナリオ管理型ATのことか。確かに初代モンキーは、そんな感じの仕様で大きな支持を得た。が、それを当てはめるには強引過ぎる気もするが…。

パチスロパチンコ業界の悪いクセとして、「初代を踏襲」とか「ゲーム性はそのままに」とか、過去の栄光にすがりつく姿勢がみられる。

確かに打ち手にとっての受け入れやすさはあるが、結局斬新さは失われてしまう。事実、入口は入りづらいが、中身で勝負〜的な機械が稼働を伸ばす事例が多い。

スロマガの名物企画、スロミー賞でもそんな結果になってるでしょ。2019年のRe:ゼロから始める異世界生活や、2018年のディスクアップもそう。

話を山佐に戻そう。直近で話題になった機械をピックアップしてみた。
2015年パチスロゴッドイーター
2012年パチスロ鉄拳2nd
2011年パチスロ「モンキーターン」
2008年パチスロバイオハザード
2008年パチスロキン肉マン
2007年戦国無双
2007年パチスロPLAYBOY
=めっちゃ売れた/=そこそこ売れた

5号機ではこんな感じかな。かつての大手メーカーとしては若干厳しい品揃えだが。

しばらくまともに機種が動いてないのが一目瞭然。鉄拳はセールス的に大成功したが、それも8年前よ。生の牛レバーの提供が禁止された時期まで遡らなくちゃいけない。山中教授がノーベル賞受賞したのも、この年。つまりは相当前。

確かに環境も変われば情勢も変わる。開発は人の入れ替わりも頻繁な部署だ。我々には計り知れない内部的な事情もあるだろう。とは言っても、昔からの山佐ファンである私にとっては寂しい限り。

ウチらが老体に鞭打って頑張ってるんだから、山佐も底力を発揮してもらいたい。今回のモンキーが、その原動力となることを祈っている。「究極Vモンキー」を魅せるのは…今でしょ!(2013年)。
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