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サイコロ店長のスロ専奮闘記

ホールを選ぶ基準

その昔「神田ゴールド」というパチスロ専門店があってだね、何度となく店内の様子を伺いに行ったのを、ふと思い出した。

かわいいスタッフがいる店舗には、遊技目的以外でも近づきたくなるサイコロ店長です。あくまで稼働調査だよ…。


ユーザーがホールを選ぶ基準は何か。

某業界紙が、国内最大のパチンコポータルサイト「P-WORLD」を通じてアンケートを行った結果、意外な事実が判明した。

普段はあまり表面に出ることがないデータなだけに、コラムのネタとして惜しみなく使わせてもらう。

なお、この調査は、回答項目がある程度事前に用意されており、その中から選択するシステムだ。調整とか射幸性とかに関するキワドイ項目は、用意されてないぞ。

ではまず、ランキング上位をピックアップしてみたい。

堂々の第一位は「打ちたい遊技料金があるホール」。なんか健康的だね。

俗に言う等価交換(に近い)貸玉料金の他に、低貸遊技の環境を併用しているホールが好まれている模様。私も含め、安価に楽しみたいというユーザーは、今後も増え続けるだろう。

次に支持されたのは「遊技機の種類が多い」という意見。

新台の大量導入&大量撤去よりも、バリエーション重視の機種構成を望んでいるのだろう。ただ皮肉なことに、今後は大量導入に相応しい機械を販売(開発)することすら、難しい時代に突入するのだろう。

「広い」「ゆったりしている」という遊技環境を重視する声が第三位。納得。

確かに、台間が狭いよりは広い方がいいに決まっている。20,000円投資の末、やっと出た魚群を、安易に隣のおばちゃんに覗かれるワケにはいかないからね、うん。

第四位には結構リアルな意見が食い込んだ。「出玉共有&台移動自由のホール」ね。

ぶっちゃけ言うと「出玉共有ナシ&台移動ナシ」の方が、割数もPAYOUTも高く調整可能。設定も確実に入れやすくなる。細かい説明は省略するが、これは事実である。

共有&台移動自由なホールは、当然立ち回りやすい。実はその分、利益率が落とされている事実に、気が付いていないユーザーは意外と多い。

第五位も第四位同様、今となっては標準的なサービスとして定着している「貯玉&再プレイ可能なホール」だ。

非常に便利なシステムで、ぶっちゃけ、ないと困る。でもね、でもこれですら、割数を圧迫している要因になっている。

ただ、総合的に判断して、出玉共有&再プレイ可能なホールが多いということは、結果需要があるのだろう。

機会があれば、この項目に関して損得の仕組みをわかりやすく説明してみたい。ホール目線とユーザー目線、双方からね。

文字数の関係もあるし、少しめんどくさくなってきたので、その他の項目はまとめちゃおうかな。

「遊技機の台数が多い」
「打ちたい台に先客がいない」
「タバコ臭くない」
「過干渉されない」
「情報公開の充実」
「再プレイの貸玉料金別変換機能」
「音がうるさくない」
「著名人等の来店でイベント感がある」


ざっとこんな感じ。

随分ニッチな部分を突いてきた「貸玉料金別〜」以外は、無難な結果なのかな。ギャンブル性に関する項目取り除いちゃったら、こんな感じになっちゃうよね。

真正面から捉えれば「出る店」「出す店」「勝てる店」とかの類がバンバン出てきても不思議じゃないのに。

では最後に。この調査、パチンコ派とパチスロ派、双方の意見を別々に集計している。その結果、パチンコ派は「レジャー」として捉える人の割合が高く、パチスロ派は「リターン重視」の割合が高い結果となった。

最後の最後に。まとめた項目内の「過干渉されない」ってヤツ。これは、やっと出た魚群を、安易に隣のおばちゃんに覗かれるワケにはいかない…という私の意見を、代弁してくれているモノだ。
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