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サイコロ店長のスロ専奮闘記

非等価交換の波

過去に頻繁に通っていたパチスロ専門店の交換率が、この冬から変更になるらしい。預けてある貯玉は、今後利用することができなくなるため、交通費をかけて引き落としに出向いたサイコロ店長です。

関東地方の話題になるが、埼玉県や千葉県でも、非等価(交換)の流れが押し寄せている。

両県共に、現段階では、この方向性に反対している地域がある。恐らく最後の悪あがきであろう。最終的には、非等価で決着がつくと思われる。

ユーザー的に、印象があまりよくない非等価営業。サンドからメダルが貸し出された時点で、ある意味、負けが確定してしまう悪魔的なシステムだ。

パチスロを遊技する以上、どうしても避けては通れない設定@。そのリスクを考えれば、消極的になるのも当然だ。

「6枚交換なら設定@は存在しない」…なんて夢物語を妄想している輩は、野垂れ死にするぞ。

話を戻し、等価交換に最も近いスタイルで営業した場合を想定してみよう。

東京都は5.6枚交換、損得分岐割数は11.2割となる。これに対し、埼玉県、千葉県では5.5枚交換、損得分岐割数は11.0割だ。この交換枚数は、この夏から非等価に移行していた茨城県も同様だ。

分岐割数が上昇すれば、その分を出玉に反映させることは可能だ。単純に、今までよりも、全体のPAYOUTを高めに調整できる。

するしないは別として。

関東地方で非等価の流れが定着すると、それが全国に波及する可能性がある。近い将来、5.5枚交換が基準値になる日がくるのかもね。

とは言いつつ、関東地方でも、等価の壁を崩さない県もある。神奈川県だ。

周囲の状況を察し、これに同調する動きでもあればよいのだが、その気配は一切ナッシング。

県遊協内では、何度も話し合いは行われている模様。ただ、具体的な内容となると話が詰まるらしい。

神奈川県は、比較的、地場の法人が幅を効かせている印象がある。周囲の流れに惑わされないのかも知れないね。

神奈川県がアウトロー的な言い方になってしまったが決してそんなことはない。とっくに非等価移行している都内でさえ、一部の店舗(法人)では、旧等価交換に近いカタチで運営しているところもある。

そこを批判するつもりも、晒し上げるつもりもない。前向きに捉えれば、独自性と表現可能だ。

機械の射幸性が著しく低下し、なおかつ交換率も不利な状況になりつつある業界、というかユーザー側。今までの「当然」が、通用しなくなってきている。不満を抱える方々も少なくないだろう。

私の場合、貯玉&再プレイがメインなので、比較的投資金額は抑えられている。貯玉の交換も頻繁ではない。

ただ、多くの店舗に足を運ぶ方々の場合は、貯玉&再プレイを使わないことも多いだろう。

年々減少しているパチスロ遊技人口。盛り返さなければならないタイミングで、さらに追い打ちをかける様なシステム変更。相変わらず、すったもんだの繰り返しだ。
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