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サイコロ店長のスロ専奮闘記

パチスロを打ちたい気持ちは変わらない

台風よりもキショウが激しいサイコロ店長です。いつもは「来る来る詐欺」の台風も、今回は本気で日本を襲ってきた。その影響で、稼働が大きく下がった怒りを、一体どこにぶつければいーのだろーか。いや、大して怒ってないケドね。

2017年の12月1日以降「新基準に該当しないパチスロ機」の設置比率を30%以下にしなくてはならない。

ギャンブル性の高い機械を、世の中から減らしましょう…という魂胆だ。

前段階として、2016年12月1日迄に該当遊技機の設置比率を50%以下に抑える措置が取られている。約一年前のハナシなので、覚えているユーザーも少ないだろう。

出玉性能の高い機械が、一斉に撤去されていたのだ。

今回はそれの第二弾。当コラムが掲載される11月初旬から中旬、下旬において、日本全国の店舗で、不可解な新台入替が実施されるはず。

その店舗の中では、稼働もそこそこだった機械が、突如として撤去されてしまう。もっと客付きの悪い機械は他にもあるのに…と感じるユーザーも多いだろう。

ただし、これは決定事項なので仕方ない。営業を続ける以上、従わなくてはならないのだ。

厳密には自主規制の範囲。仮にルールを守らなかったとしても、行政処分を受ける筋合いはない。

筋合いはないが「別のカタチ」でペナルティを課せられる可能性は高い。詳細は割愛するが、この業種で生き残りたいなら、間違いなくルールを遵守するべきなのだ。

これに、前回話した「みなし機問題」が付随してくるから非常にややこしくなる。

ざっくり分別すると…新基準機に該当しない機械=出玉が派手な機械みなし機=かなり古い機械こんな感じね。

かなり古い機械が、現在でも設置され続けているのには理由がある。今でも一定の需要があるからだ。出玉が派手な機械も同様にニーズがある。

店舗やユーザーにとって、必要と思われる機械が外され、あまり望まないタイプの機械が販売、設置される。これが現状。

その理由は、これまで散々説明してきたので、多くの方はなんとなく理解しているだろう。

こんな状態が続いている業界。将来性を考えれば、それに従事する我々は不安で仕方ない。

銀行やデパートが破たんする時代だ。パチンコ店があっけなく消滅したとしても、世間的には違和感はないだろう。

ただ業界としても、ここまで成長してしまったからには、そう簡単に死ぬワケにはいかない。無理難題が次々と訪れるが、それに屈することはできない。

業界全体が同じ目標を持って、乗り越えなくてはならない時代なのだ。

店舗からすれば、メーカーには誰もが楽しめる機械を開発してもらいたい。ユーザーには、パチスロの面白さをもっと感じてもらいたい。

逆に、店舗に寄せる期待や要望も多いだろう。

もっと設定を使って欲しいと願うワガママボーイ。積極的に新台を導入して欲しいと願う常連マダム。短時間勝負の博打スペックを欲する仕事帰りのサラリーマン。

いずれも立場は違っても、パチスロを打ちたい気持ちは変わらないのだ。
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