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サイコロ店長のスロ専奮闘記

ドタバタ劇

規則改正ブームもひと段落。でも日常的な営業では苦戦続きのサイコロ店長です。正直、苦しんでいるのはウチだけではない。地域をはじめ、全国規模で悪戦苦闘している。決して私の責任ではない。

状況の悪さを他人の責任にするのは、私の特技のひとつでもある。

統合型リゾート、いわゆるIR。これを整備する法案は、既に自民党や日本維新の会などの賛成多数をもって可決されている。

可決はされたが、その反対勢力が、今も声を大にして叫んでいるのがギャンブル依存症問題だ。

確かに日本人は、ギャンブル依存症と呼ばれる病に侵されている人口割合が高いとされている。世界的には、各国人口の約1%とされるが、日本においては約5%という調査結果が発表されている。疑わしい数字ではあるがな。

そもそもこの数字が発表されたのが2015年のデータ。その際のサンプル数が、約4,000人。調査自体がザックリ過ぎるのだ。

新宿西口某店の年イチ出玉EVENTに、3,500人とか並んじゃうご時世。たかだか4,000人程度の調査を、鵜呑みにするのも馬鹿らしい話だ。

とはいえ、実際に日本にギャンブル依存症と呼ばれる人種が多いのは確かだろう。身近な距離に、賭博があるからね。そう…パチンコパチスロだ。

カッコつけずに言うが、パチンコパチスロギャンブルだ。

もともと庶民の娯楽として成立していた業種。お祭りの射的でキャラメル撃ち落としたのと同じ感覚のハズだった。

それが徐々に発展し、現在のギャンブル機に成長を成し遂げた。結局、面白さの追求とは、いかに興奮するかって点に尽きる。

話を戻すと、IRの反対勢力が、ギャンブル依存症問題を武器に抵抗してくる余波を受けたのがパチンコ業界。

依存症問題をクリアしなくてはならない賛成派。まずは現在問題になっている依存症問題を解決しなくてはならない。パチンコ業界が押さえつけられても、不思議ではない状況だったのだ。

業界の撲滅を前提としている訳ではない。法に照らし合わせ、辻褄が合うカタチで、しかも諸問題を解決する策としての今回のドタバタ劇

それは理解できる。十分理解はできるが、そのダメージは相当大きなモノになる。

これを機に、廃業を考えている店舗も少なくはない。現在もギリギリの状態で営業している店舗は多いからね。

自店は意外とのんびりしている。抵抗出来るところまで踏みとどまり、ダメなら次の形態を考える。

韓国では2006年にパチンコが法律で禁止された。射幸性の問題の他に、政治的な背景もあるのだが、日本はそこまでの打撃ではない。

そう考えれば幾分マシだろう。暗い話題はまだまだ続きそうな業界ではあるが、決して私が悪い訳ではない。
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