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サイコロ店長のスロ専奮闘記

規則改正案

時代の流れに乗じ、ツイッターなるモノを開始した噂の男、パチスロ界の渚光ことサイコロ店長です。

この短文投稿サイト、日本でのアクティブユーザーが、全世界の1/10を占めているというから驚きだ。ジャパニーズはどんだけ好きなんだよ、こーゆーの。

当然、パチ&スロ絡みのユーザーも目立つ。マガジンライター勢も積極的に参加しているみたいやね。私も角屋くんをはじめ、数名フォローしているぞ。


さて本題。保通協の型式試験、特に実射試験が厳しくなりそう。

実射試験=出玉率(PAYOUT)試験のこと。これは「出過ぎ」や「出なさ過ぎ」の調査。いずれも「既定の範囲内(上限下限)」でなければ、不適合機の烙印を押され、産業廃棄物となる。試験に費やした費用も、すべてパーだ。

この試験、現行では短時間(400G)中時間(6,000G)、そして長時間(17,500G)が行われている。

今回の規則改正では、短〜中時間(1,600G)という項目が新たに加わった。難関が増えたワケだ。

変更点は試験時間だけではない。PAYOUTの上限下限の幅も狭まった。これにより、大きな吸い込みも、突出した出玉も、制限される。傾斜が緩やかになると表現しよう。

新旧上限PAYOUTを比較すれば一目瞭然だ。
◯短時間400G
┗現300%→新220%
◯短〜中1,600G
┗150%←追加
◯中時間6,000G
┗現150%→新126%
◯長時間17,500G
┗現120%→新115%
※現:現行上限値、新:新規則案上限値

短時間試験では数値もブレやすい。そのため、PAYOUTの上限にも余裕がある。ここで注目したいのは、長時間でのPAYOUT。現行では120%のところ、これが115%に狭められている。

規則改正が施行されれば、設定Eでも115%が限界値となる。

これをメーカー側の視点で考えよう。

実際の実射試験では、必ず数値のブレが生じる。長時間試験での限界値である150%を狙っても、上にブレたら不適合とされ、今までの努力が水の泡だ。

長時間試験だけではない。新規則案では、短時間試験も中時間試験も、上限PAYOUTが現行よりも低く設定されている。

これに加え、短〜中時間試験の追加ときた。おわかりいただけただろうか。適合までのルートが、非常に狭くなっているのだ。

現在どのパチスロメーカーも、機械が売れなくて苦戦している。ギリギリを攻める度量も余裕も、そして費用もあるわけない。お金持ちであるメーカーは別として。

現実的には、設定Eでも110%前後の機械を持ち込むことが予想される。限界を攻めても112%程度か。

今回のまとめ
@こっそりツイッターを始めた。
A新規則案で不適合機続出か。
B設定EのPAYOUTは115%が限界なのか。
C各メーカーは5.9号機に対して非常に消極的であり、体裁を整える程度しか、開発してないんじゃないのか。そんなことより、頭の中は既に6号機にシフトしちゃってるんじゃないのかな。

って感じかな。あ、誰か上手くまとめてツイートしといて。
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