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サイコロ店長のスロ専奮闘記

重要なのは仕事に対する熱意

6月某日。定期的に行われているセミナーに参加してきたサイコロ店長です。

セミナーのお題は「リーダーシップとは」みたいなヤツ。過去にも同様のセミナーを受講したけれど、眠くなる内容ばかり。案の定、今回も仮眠タイムとなった訳だが。

店長によって店舗の業績は変化する。店長は、いわば店舗のリーダーだ。リーダーの行動ひとつで、店舗のスタイルは大きく変化する。

ひと昔前の考え方では、リーダーとは「選ばれた存在」「才能のある人材」に与えられた権限とされていた。

しかし、現代社会においては、訓練さえ積めば、誰もがなり得るポジションとされている。決して生まれ持っての才能とかではないのだ。


それでは業種をパチスロ(パチンコ)店に絞って考えよう。

パチスロ店の店長には、パチスロ全般に対する知識が浅い「サラリーマン型店長」と、パチスロを日課としている「感情型店長」が存在する。

サラリーマン型は、業務を全うする最低限の知識しか持ち合わせていない。いわば、仕事として店長というポジションをこなすタイプだ。

響きはネガティブに感じるが、これはこれで、大切な姿勢である。

冷静沈着な判断力と決断力を武器に、目標に向けての最短コースを突き進む。それは、サラリーマンの鏡的存在だろう。

実際に設定調整においても、理論理屈を基に決めており、ブレは少ない。

客層と過去の傾向に見合った分析を正確に行う。決して中間設定がメインではない。状況に応じて、メリハリの調整を行うことも珍しくはない。クレバーだ。

対して感情型は、気分や好み、過去の経験に影響されやすい。不安定な部分も非常に多い。

その反面、パチスロを熟知しているということは、色々なホールに足を運んでいるはず。他店のよい部分を、自店に取り入れることも可能だ。打ち手の気持ちも察しやすい。

店舗運営全体、特に営業に関してのヴァリエーションが豊富というのが最大の武器であろう。

顧客からすれば、打ち手の気持ちを熟知している感情型店長の方が、魅力的に感じるだろう。距離感も近い。パチスロ漫画のモチーフにもなりやすいでしょ。めちゃくちゃな設定配分で、打ち手のド肝を抜く〜的な。

ただしその様な「仕掛け」は、むしろサラリーマン型店長の方が得意でもある。

打ち手の反応を察知して「この店、とんでもないことをやる!」ってイメージを浸透させるだけの能力があるのだ。無鉄砲なフリをする天才なのである。

派手に出玉を使う日があれば、その逆の日も必ず存在する。それはどの店舗でも、どのタイプの店長でも同じ。

限られた予算の中で、つじつまを合わせる努力は共通事項なのだ。目立った部分だけがピックアップされやすい業種だが、実際には地味な作業の繰り返し。それが、パチスロ店だ。

地域や環境、客層や設置台数によって、営業方針は変化する。これに時代の流れが加われば、さらに細分化されるだろう。

サラリーマン型店長にせよ、感情型店長にせよ、その時代の流れを上手にくみ取った営業を行わなければ、淘汰されてしまうだろう。

色々書いてきたが、結局重要なトコロって、仕事に対する熱意になるのかな。この仕事が好きだ!って前向きな意欲ね。この仕事を通じて、皆さんに喜んでもらいたいって部分ね。

サラリーマン型も感情型も一緒。

この厳しい時代。多くの店舗が苦戦している。それでも稼働を維持している強靭な店舗も存在する。そんな店舗の店長は、さぞかし優秀で魅力的なのだろう。
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