押忍!番長3考察
押忍!番長3の中古価格が140万円に迫る勢い。3台売れば420万円か…と、皮算用をするサイコロ店長です。
いや実際、台数を抱えている店舗は、売却も視野に入れてもおかしくない。だが、現段階では明らかに自店で稼働させておいた方が、利点が多い。大金積まれても、そう簡単に手放す訳がない。
ゲーム性も優れているが、やはり魅力はPAYOUT。設定Eで119.3%という現行MAX仕様。
ではその数値は本物なのか。数十店舗、のべ試行回数約14,000回分のデータの傾向をみてみよう。
●設定@
┣発表値:98.2%
┣実績値:97.7%
┗差異:-0.3%
●設定A
┣発表値:99.4%
┣実績値:98.9%
┗差異:-0.5%
●設定B
┣発表値:101.6%
┣実績値:101.1%
┗差異:-0.5%
●設定C
┣発表値:106.7%
┣実績値:104.6%
┗差異:-2.1%
●設定D
┣発表値:116.0%
┣実績値:113.5%
┗差異:-2.5%
●設定E
┣発表値:119.3%
┣実績値:118.2%
┗差異:-1.1%
設定CとDでは2%程のズレはあるものの、発表値と大差ない。むしろ、忠実な方であろう。
●設定@:53%
┗過半数は最低設定となる。
●設定A:39%
┗通常時は、あっても設定A。
●設定B:1%
┗ほぼ使用されていない。
●設定C:5%
┗高設定域では高頻度で使用。
●設定D:1%
┗ほぼ使用されていない。
●設定E:1%
┗ほぼ使用されていない。
最高設定の使用頻度は極端に低いことがわかる。たかだか14,000回分の試行とはいっても、1店舗5台設置だとしたら、2,800日間の計算。
あなたの遊技した推定設定E、それは設定Cなのかも知れない。
ここまで評価の高い押忍!番長3。当然増産の流れになる。
既に、忍魂導入店舗には「増台決定」的なポスターも見受けられる。また、今後発売が予定されているどーでもいい機械の抱き合わせになることが、ほぼ確定している。
そこまでしても、番長は必要な機械なのか? はい、とっても必要です。
同じ中古価格で、高額を付けているジャグラー系との明らかな違いは何か。それは売上。
安定して稼働が見込めるジャグラー系も必要なのだが、所詮はノーマルタイプ。売上額もたかが知れている。その点において、番長は5万円ペロっと飲み込む。
仮に同じ10割営業としても、ノーマルタイプとART機とでは、売上に相当差がでるのだ。
同じ10割ならどっちも一緒じゃんと思うかも知れないが、それは違う。パチンコ店は、キャッシュが必要なのだ。そのヘンの細かい話は、別の機会に。
5.5号機史上、最も秀でた機械である押忍!番長3。当分の間、この機械が主役の座に君臨するだろう。