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サイコロ店長のスロ専奮闘記

営業停止処分

今さらながら「究極の旅打ちパチンコサバイバル」を熟読中のサイコロ店長です。しかも日本縦断編だ。今やっと、北海道を抜けたトコロ。これからどんな展開になって、リタイアまで至るのか、楽しみで仕方ない。

流れ的には、東北の地で朽ち果てたのだろうか。それとも東京まではたどり着いたのかな。


今回のコラムは、東京から遠く離れたとある地域のとある店舗の話。とある行為によって、行政処分、そう…営業停止を受けた店舗のエピソードだ。

処分の原因はハッキリしている。著しく射幸心をそそる恐れのある行為を行ったため。いわゆる広告規制に違反したのだ。

なんのことはない。昨年秋、都内某地域でも同様の事由によって、営業停止を受けた店舗もある。営業停止という比較的重い処分でも、都市伝説レベルではなく実際に起こり得るのだ。

とは言っても、地域を問わず「営業停止になった」という話を聞くと、業界全体がざわめくのは事実。興味半分、そして自衛本能半分で。

今回コラムで取り上げたのには、理由がある。実はこの店舗、素直なのだ。

どーゆーことかというと、驚くべきことに、営業停止になった理由をP-WORLDの自店HPに掲載しているのだ。大胆過ぎるっしょ、これ。

しかも、その理由だけではなく「何がいけなかったのか」の検証まで行っている。摘発の原因となったポスターのデザインまで掲載し、非常に分かりやすく解説している。至れり尽くせりの親切設計だ。

その謝罪文を兼ねた検証結果は、相当の文章力。読者レビューよろしく「寝ないで朝までイッキ読みしちゃいました」的な。以上が「素直」の真相だ。

普通さ、営業停止なんて処分が下ったら、それなりの理由をこじつけるもの。だって恥ずかしいじゃん。

「店内設備に不具合が発生し」とか「システム変更のため」とか。で、その後に「リニューアルオープンが決まったらご案内します」的な文章が続くの。これが通常。

オーナーが余程小粋なのか、嫌みも兼ねた開き直りで掲載しているのか。その真相は定かではない。

幸か不幸か、営業停止期間は約一ヶ月。短い部類だろう。だが、一度この様な処分を受けた店舗は、再浮上が非常に難しい業界。だって、営業停止=「悪さした」ってイメージをぬぐい切れないからね。

当然ながら、処分の経緯を知らない顧客の方が圧倒的に多い。単純に、営業していない=潰れた(撤収した)と思われても不思議ではない。間違っても、良いイメージでは捉えることは出来ないからね。

少し調べたところによると、その地域を中心とした複数のチェーン店のうちの一店舗ということが判明した。実情は知らんが、死活問題に至るほど、大事ではなさそう。スタッフは一時的に周囲の店舗に振り分けられているだろうし。

そんなワケで地域によってだが、広告規制はまだまだ厳しい。明日は我が身。
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