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サイコロ店長のスロ専奮闘記

予想がつかない

毎年の恒例行事、サイコロ店長が店舗で使用しているPCの調子が、またまた悪くなりました。

何やらWin8から10へVer.UPした際に、不具合が発生していた模様。調べると、Lenovo製のPCには同様のトラブルが頻発しているらしい。安かろう悪かろうとはこのことだ。関係ないが、最近のユニバーサル関連機種は、高かろう悪かろうだけどネッと!

毎年使うフレーズだが、今年もまた激動の一年が終わろうとしている。

年間を通して重くのしかかったのは、パチンコ高射幸機年内撤去問題への対応。「遊技業界における健全化推進」という名目での処置なのだが…。

個人的に、MAXタイプに対する思い入れは微塵もない。ただ、業界にとっては死活問題。なんせ設置台数の20〜30%はそれだったからね。

強制撤去まで一定の猶予期間は設けられたが、予定外の入替費用が発生する事実は変わらない。それを負担するのは店舗であり、そして顧客なのだから。

他にも異変があった。今まで「暗黙の了解」としてきた釘調整に、大きくメスが入った。これは店舗運営において、大きな恐怖心を植え付ける結果となる。

釘調整をしている現場を偶然発見され、行政処分を受けた店舗もある。オマケ入賞口(盤面左右に点在するちっこいヤツ)への入賞頻度も、取り締まりの対象に。

その結果、今では多くの店舗が釘調整の際に、細心の注意をはらっている。証拠が残るという理由から「その時間帯だけ」防犯カメラを止めるのが一般的になった。今まででは考えられない現象だ。

そりゃパチンコパチスロ業界も、叩けば埃が出てくる。

我々の身近に設置されている「みなし機」も、厳密に言えば設置期限が切れた機械だ。違法機と解釈されても不思議ではない。警察が号令を出せば、最悪即座に撤去という処置を取らざるを得ない。

もっと身近な部分だと、リールランプが切れた遊技台を、そのまま稼働させても違法機扱いされる可能性がある(故障機)。保通協から適合を受けたままの状態で稼働させる取り決めだもん。

店舗がメンテナンスと称し、LEDなどの部品を交換する行為は、非常にわかりやすい違法行為だ。営業中、ホッパーの調子が悪いからといって、隣の台と部品交換した…なんてのも、処分の対象。

今まではお咎めがなかった部分も、警察が本気を出せば、いつでも挙げられるのだ。もう「暗黙の了解」は通じないのかも知れない。

先日東京都で発令され、このコラムでも書いた「広告規制のさらなる締め付け」。そして最近では、メーカーが新台販促用に提供したポスターにまで、広告規制を適用する動きがある。

こーなると次に何が指摘されるのか予想もつかない。SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜Vが、あれ程ヘタレな機械だと予想もできなかった様に、パチスロ北斗の拳修羅の国篇の中古価格が30,000円まで急降下してしまった様に。
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