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サイコロ店長のスロ専奮闘記

俺的スロミー賞

皆さまいかがお過ごしでしょうか。もう何年目になるのかな、毎年の年末恒例行事、サイコロ店長の「俺的スロミー賞」の季節がやってまいりました。今年も一年、あっという間やったわ。

本家であるスロマガ公式「スロミー賞」の発表は、2017年1月7日発売の本誌。正常なランキングはそちらを参考にしてもらい、ここでは独自の視点から、各部門の該当機種をピックアップしてみようではないか。

唯一の問題は、12月納品の機械。ぶっちゃけ、ランキングを揺るがす勢力は潜んでいないので、ここは華麗にスルーを決め込もうではないか。誰かに迷惑がかかる訳でもないしね。

まずは本サイト上に掲載されている2016年ホール導入機種リストを確認。正直、ここ数年で最も地味な品揃えとなっている。判断しづらいと言い換えてもいいのかな。「お前、誰だよ」的な機械が、ところどころ目につく。

選考基準は特に設けていない。調整目線であったり打ち手目線であったり。自店に未導入の機械であってもお構いナシだ。

それでは各部門の発表だ。

▽キャラクター部門
船越英一郎(ホリプロ所属)
機種:パチスロ火曜サスペンス劇場
短評:1981年から2005年まで放映された、いわゆる2時間ドラマ版権。パチンコ版の前作が2013年発売なので、約3年ぶりに英一郎とホールで再会を果たした。それだけでも大賞に値する。番組冒頭で流れるオープニングテーマは、あまりにも有名。

▽演出・告知部門
将軍告知
機種:コクッチーブラック
短評:告知ランプ点灯以降が実に贅沢。効果音からBGMに至るまで、すべてが吉宗のそれに変化する。目をつむれば、多くのコアユーザーでさえ勘違いするだろう。この機械の製造メーカーは不明だが、怖いもの知らずだ。もしも訴えられたら、倒産しちゃうぞ。

▽リーチ目・リール制御部門
該当なし

▽筐体・パネルデザイン部門
機種:ぱちスロ テラフォーマーズ
短評:筐体右上のフェイスが邪魔で仕方がない。ドア開閉時に顔が顔にぶつかり、ケガ人続出の殺人マシーン。テクノコーシンが2002年に発売したMSガンダム以来の衝撃。ある意味、今年発売された中で「最も危険な機械」だ。

▽サウンド部門(BGMかな)
Reach Out!
機種:クレアの秘宝伝〜眠りの塔とめざめの石〜
短評:あの名作、シェイク2の名曲が何故かクレア2で復活。当時、手首をあっちの方向に曲げ、指を数本不規則に立てていた時代を思い出す。パチスロ店でエセDJ気取り、私の中での黒歴史でもある。

▽大賞
機種:3×3EYES〜聖魔覚醒〜
短評:突飛な発想で我々を驚かせてくれた設定C。他メーカーも同様の仕様は考えていたハズだが、販売にこぎつけたのは大都技研だけ。導入したはいいが、ビビって設定Cの使用を躊躇った店舗多数。本来のポテンシャルを発揮出来ないまま、埋もれてしまった悲しき機械でもある。

総括として、今年は総じて不作の一年であった。そして来年は、今年以上に厳しくなるだろう。

3号機から4号機、4号機から5号機への移り変わりに体験した様な地獄絵図を、繰り返す可能性すらある。

でもね、実際パチスロって、それ相応の変化を繰り返している訳さ。その時代に合わせた変化を。

出玉性能が劣るのは紛れもない事実。だけど、それを補う面白さがおっついてきた経緯もある。パチスロを出玉速度だけで判断するのはダメだ。パチスロは「遊技機」なのだから。

悲観することなんてない。きっと今まで以上に「オモシロイ」機械が生み出されるよ。心配ない。
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