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サイコロ店長のスロ専奮闘記

北斗修羅PAYOUT

都内近郊の某パチスロ専門店が撤退する決断を下した。この地域、ここ数年で名の知れた店舗が新規参入を続々と果たしている、状況的にも厳しい地域だ。そして、撤退という勇気のいる決断を下した。この先の氷河期を乗り越える目途が立たなかったのだろう。
その店舗には知人が勤務していた。私も度々顔を出していた時期もある。自然な流れでスタッフとも親密な関係を築いていたから正直残念でもある。本日はちょっとセンチな気分のサイコロ店長です。


さてとパチスロ北斗の拳修羅の国篇。導入から一週間、おおむねのPAYOUTが出揃った。採取期間は稼働開始から4日間。連休中は含まれていないぞ。悪かったな。

設定@:97.9%:98.1%:+0.2
設定A:99.0%:99.0%:±0
設定B:101.2%:101.1%:-0.1
設定C:105.4%:104.8%:-0.6
設定D:110.1%:107.9%:-2.2
設定E:115.1%:112.8%:-2.3
設定:メーカー発表値:実戦値:差異

設定@は若干だが実戦値の方が高いが、これは許容範囲内。大きくズレるのは設定DとEの高設定域だ。

-2%の差というのは大きい。店舗としては設定を入れやすくなるが、打ち手からすれば面白くない。ぶっちゃけ、その事実に気が付くユーザーは極めて少数であろう。


上記の表ではメダル単価を省略したが、設定@で約2.95円。最近にしては高い方。

最大MY(1日の最大差玉)という瞬発力の指標となる数値は、設定@で約2,700枚設定Eで約4,500枚。新基準ART機の中では標準的な数値

設定@で必ず2,700枚出るという訳ではなく、スランプグラフの一番下から一番上までの平均値。理論上、最終的にはPAYOUT通りに落ち着くものだ。このあたりの説明はまた今度。

そして、導入初日からの平均稼働は以下の通り。参考として、最近納品された機種の同時期の数値も並べておく。予想通りまどか☆マギカ2修羅の影響を受けている。

北斗修羅
稼働18,300:粗利2,000:設置14.7台

まどか☆マギカ2
稼働12,900:粗利3,500:設置6.5台

天下布武3
稼働9,400:粗利5,200:設置2.3台

アイムジャグラーEX-KA
稼働9,500:粗利500:設置6.1台
※設置は1店舗あたりの平均台数


3連休を含まない数値であることを加味すれば、実際の平均稼働は若干上昇するだろう。連休中はかなり動いていたからね。

初期ロット約8万台という出庫台数を考えれば、稼働が20,000を切るのも仕方ないと考えるべきなのか。

注目すべきは台粗利。1台あたり約2,000円と良心的ではないか。偶然か必然かまでは不明だけど。

店舗としては、ブランド機種であり設置台数も多いため、主力機種扱いでも不思議ではない。むしろそうするべき。そのための台粗利2,000円なのだろう(多分)。

最後に中古機の相場。現在は約35万円だが、これは徐々に下がると思われる。やはり冷静に考えれば供給過多だ。ちなみにまどか☆マギカ2の中古が約50万円。これは設置台数との絡み。北斗修羅の半分にも満たない台数である為、稼働は落ちているものの必要なアイテムという訳だ。
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