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サイコロ店長のスロ専奮闘記

クレア速報

最近、行きつけの飲食店が「持ち帰り」の際に容器代を取るシステムに変更になった。いやいや、持ち帰った方が店内の混雑解消にも繋がるし、感謝されてもおかしくないレベルだと思うのだが。

使用した皿の清掃やテーブルの飲料水、調味料の類など、店内での飲食の方が明らかに経費がかかるハズ。それなのに、テイクアウトの方が高くつくスタイル、なんとかならんのかね〜と不満ぶちまけのサイコロ店長です。それでも利用するんだけどね。

まずは前半パート。前回に引き続き、最新機種のクレアの秘宝伝〜眠りの塔とめざめの石〜の速報から。今回は細かい数値もお届けするぞ。

最初に書いてしまおう。莫大なデータに目を落すと、前回散々「辛い辛い」と嘆いていた私の立場が台無しになる結果となった。いかに感覚に頼ったものであったかが、バレバレになっているぞ。自分のミスは他人に責任を押し付ける私の得意技が、今回ばかりは使えない。自業自得といったところか。

まずは設定毎のPAYOUTから。
メ→メーカー発表値、実→実戦値。

○設定@
├メ:97.2%
├実:97.6%
└差:+0.4%

○設定A
├メ:98.7%
├実:99.0%
└差:+0.3%

○設定B
├メ:101.6%
├実:102.2%
└差:+0.6%

○設定C
├メ:106.1%
├メ:104.8%
└差:-1.3%

○設定D
├メ:108.5%
├実:106.6%
└差:-1.9%

○設定E
├メ:114.6%
├実:113.2%
└差:-1.4%

設定を高低に分けると、低設定域は発表値よりも甘い結果となった。最近にしては珍しい傾向だ。逆に高設定域は発表値を下回っているのが確認出来る。

この時点で少なくとも「辛くはない」機種でることがわかる。設定@の97.6%自体は決して甘くもないのだが、結論として概ね発表値通りであったのだ。

次に特賞確率(BONUS合成確率)ね。
メ→メーカー発表値、実→実戦値。

○設定@
├メ:1/164.3
├実:1/170.5
└差:+6.2G

○設定A
├メ:1/157.5
├実:1/164.2
└差:+6.7G

○設定B
├メ:1/145.3
├実:1/151.9
└差:+6.6G

○設定C
├メ:1/138.0
├実:1/144.8
└差:+6.8G

○設定D
├メ:1/130.3
├実:1/136.1
└差:+5.8G

○設定E
├メ:1/116.2
├実:1/122.5
└差:+6.3G

ご覧の通り、BONUS成立から実際の入賞まで、6ゲーム以上の消費がある。もちろんリプレイや払い出しがある小役が成立している可能性も高く、単純に3枚×6ゲーム=18枚の損失とはならない。また、最短手順を実戦したとしても、小役のフラグを避けられる訳でもない。実態として、実戦における特賞確率は、この程度の数値まで引き下げられてしまうのだ。

ここまではメーカー発表値との差異、実データの検証に過ぎない。ここから後半パートに入る。

実際にホールでデータを確認する場合、ほぼ確実にデータ表示機を参考にするだろう。最近流行りの、店舗オリジナルアプリからでも確認は可能だが、結局は同じ。特賞確率=成立確率ではなく「揃えたゲーム数」が基準となるのだ。

お察しの通り、クレアの場合、単純に表示されている特賞確率から設定を推測するには「幻の6ゲーム」を加味しなければならないのだ。

表面上の総ゲーム数からBONUS回数×6ゲームを差っ引けば、リアルな数値に繋がる。今後、技術介入要素が浸透すれば、その差は少なくなるが、どちらにしろ表示上の数値を素直に信じてはならない。

これは他の機種にもいえる現象である。特に前兆の役割を担うRTが付いている機種や、BONUS成立後にRT確率が上がる機種などは注意が必要だ。信用できるのは完全告知機だけ、となる。

言ってしまえば、パチスロは1日という短期間での勝負。前任者のスキルも一切不明の状況で、データランプからの設定推測なんて、アテにできるハズもない。

小数点以下の確率を、小役カウンターでポチポチ計算しているユーザーですら、あまり注目していない部分であるのは事実。気持ち程度で構わないので、参考にしてみてはいかがだろうか。
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