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サイコロ店長のスロ専奮闘記

クレアの秘宝伝

クレアがどうしても「日常」(アニメ)のはかせに見えてしまうサイコロ店長です。どっちがパクったのかは知らんが、どちらも秀逸であることには変わりない。

大都の最新台、クレアの秘宝伝〜眠りの塔とめざめの石〜の動きが鈍い。7月に納品されたA-SLOT2機種、北斗の拳将偽物語も、決して褒められたモノではない。あれ、この時期ってノーマルタイプってそれ程受け入れられないモンなの??

決してそんなことはない。現に今年発売された新台の中では、ファンキージャグラー絶好調。初期稼働も含め、現在に至るまで需要は非常に高い。では何故、クレアは我々の期待を裏切っているのか。

最も大きな要因は、辛いイメージが先行している点。実態として初週の平均台粗利は4,000円程度。決して抜き過ぎという訳でもない。だが、導入店舗に話を聞くと、口を揃えて「辛い辛い」と連呼する。

運営側がこんな調子だから、打ち手側はもっとそれを感じているハズ。辛いなら高設定もっと使えよ、って。いや実際、高設定使って台粗利4,000円程度に留めたのだろう。いつもの調子で新台をイジメている店舗にとっては即飛びまったなし。

単価も約2.0円と財布への負担も軽い。これは偽物語と同じレベル。意外かも知れないが、ハナビやファンキージャグラーの方が玉持ちが悪い(約2.3円)。

スペック面に特別劣った部分はない。ではその他の要因は何がある。

実質の販売台数は約8,000台。どこの店舗でも気軽に打てる(探せる)という訳でもない。希少性とまでは言わないが、需要よりも供給数が少ないのは明らか。それでも動かないとなると、あれか、面白くないんか…、もしかして。

「面白くない」はかなり曖昧な表現だ。全然出ないから「面白くない」のかも知れないし、(お金を使い過ぎて)長時間の遊技ができないから「面白くない」可能性もある。だが今回のケースは、別だろう。演出が「面白くない」のだ(多分)。

演出。こればっかりは個人の感覚に頼る部分が非常に大きい。過去の経験則が基準となる定規では測れない。

台粗利や単価は、設定によってある程度調整することも可能。しかし、液晶をはじめとする演出面においては実質調整不可能。極端な話、確定演出の出現確率でさえ、確率で制御されている。店舗側がいかに努力しても突破できないのだ。

余談だが、中古機相場も実売価格を大きく下回っている。稼働開始以降、順調に価格を下げて、現在この原稿を書いている時点で20万円台に突入してしまった。

販売台数から考えても無条件に値がつり上がると思っていたのだが…。

最後に個人的な意見をひとつだけ。

サイトの機種ページ内にある「超速NEWMACHINE実戦記」にもある通り、チャンス目から高確非突入時のゲンナリ感はハンパない。シェイクUでサボハニ揃いからの通常ステージ、と同じくらい残念。

そう、私はシェイクUが大好き。クレアでもシェイクステージ一択なのだ。
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