若干の光が見えてきた
第3大臼歯、歯科用語では8番の歯がすっぽり抜け落ちたサイコロ店長です。俗に言う親知らずだわ。長年俺の「部分入れ歯」を支えてきたパートナーにも、ついにお別れの時が訪れた。今まで長い間センキューな、左の8番!
以前から噂されていたユニバーサルの最新機種「魔法少女まどか☆マギカ2」。発売詳細に少々触れておこう。
最速納品予定日は2016年9月19日。既に受注は開始されている。だけど自店担当の営業マンからは、連絡のひとつも来ない。さすがユニバーサルクオリティ。前回のコラムでいっぱい褒めて損した気分だ。
販売価格は438,000円。これに気持ち程度の値引きが加わる。事前一括値引き(前払い)だと1台あたり5,000円の値引き。台数値引きは8台以上の発注で、1台あたり40,000円が軽減される。
事前一括払いを行う程、資金繰りに余裕がない自店の場合、台数値引きのみが対象。仮に8台発注の場合、1台398,000円の計算。税込総額で340万円を超えてくる。
仕様的には概ね前回を踏襲している。わかりやすさという点では、既存機のユーザーがスムーズに移行出来るのかな、悪くない。私としては珍しく積極的に導入したい、と思わせる機械だ。
そのためにSLOTデッドオアアライブ5に「お付き合い」する予定はないので、TOP週での導入は100%ないのかな。上記の通り、営業マンから連絡が来ないってことは、最速導入落選確実なのかも。そもそも導入自体が蚊帳の外かも知れん。
いつの時代も話題機は争奪戦が激しい。現在でもまどか☆マギカは現役稼働中。実績重視で考えれば、どうしても押さえておきたい機種だもん。その後継機となれば、なおさら欲しがるホールが増えて当然。
話題機といえばもうひとつ、パチスロ北斗の拳 修羅の国篇ね。80,000台売るとか噂のやつ。ちなみにコイツの「お付き合い」機種はパチスロBLOOD+二人の女王だ。これを1台導入すると、修羅が3台程導入出来る可能性が高まるという。う〜ん修羅は欲しいけど、BLOOD+導入するの絶対イヤだ。
ホールだけでなくメーカーも厳しい時代。あの手この手で機械売ろうと必死だからね。その手法に賛成することは一生ないけれど、やむを得ないのかな〜と。
メーカーの機械販売台数が激減しているのは明らか。販売価格を下げられない理由に直結している。ホールはその煽りを喰らい、果てはユーザーの負担へと繋がる。
ホールは価格を抑えれば購入するかと言えば、そんな単純なモノではない。やはり最優先は稼働なのだ。安くても動かなくては意味がないし。逆に捉えれば、高くても稼働が付けば、導入してしまうのだ。
高稼働を維持出来る機械がこのご時世、ホイホイ発売されるとは限らない。つかほぼ壊滅的。
5.5号機に対するユーザーの「馴れ」にも予想以上に時間がかかりそうだ。このままだとね。パンチの効いている台でもあれば、弾みにもなるのに。
新しいまどか☆マギカは、そのトリガーとなり得るのか。また、年末に発売が予想されるバジリスクの後継機が、その役割を担うのか。
暗いニュースが多い中、若干の光が見えてきたパチスロ業界。規制なんかには、まだまだ負ける気はない。