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サイコロ店長のスロ専奮闘記

貯玉システム

スマホ片手に街でポケモン探索をしているサイコロ店長です。嘘だけど。いや、インストールまではしたんだけど時間がなくってね。一週間くらい休暇が取れたら、集中してポケモン収集の旅に出掛けたいとは思ってるよ。

打ち手にとって今や常識となっている会員カードの貯玉システム。利用するかしないかは別として、顧客側にとっては有利に働く機能が多い。

「あと数枚」で特殊景品と交換可能な状況や、余りメダルが大量発生した場合など、カードに預けることにより無駄を排除できる。特殊景品の最低交換単位が1,500円とか情け容赦ない地域もあるし、端玉の切り落としでの損失は計り知れない。

端数は預け、足りない場合は補う。そこに再プレイ遊技が加われば、クレバーな遊技が可能。ヤクルトタフマンとチョコレートをポケットに押し込み、帰宅の途につく時代は既に終わっているのだ。

再プレイシステムね。店舗側としては、できれば現金で遊技してもらいたい…というのが本音。表面上の売上よりも、現金売上というのは大変貴重なのだ。

日々の現金売上の9割は、特殊景品の購入資金に充てられる。特殊景品はほとんどの店舗で現金でやり取りされているのだ。

景品の不足は一大事。交換所(買取所)から直接の取引は原則不可能だからね。だから予想売上と同等の景品金額が必要となる。すべて現金で。だから現金はすごく必要。


貯玉システムに話を戻そう。上記の状況は日々の運営に関係するが、長期的な視点で捉えた場合はその限りではない。

大量の貯玉は現金(特殊景品)の流出を抑えることが出来る。そりゃそうだよね、景品に交換せずに、店舗にストックしているみたいなモンだから。利息は付かないが、イメージは銀行と一緒。その気になれば、曜日を問わず(営業中であれば)いつでも引き出せる。手数料も無料。

特に東京都は、昨年11月の交換率変動によって、現金遊技より再プレイ遊技の方が有利な状況になった。例に漏れず、自店でも貯玉額がここ半年でかなり上昇している。

本来は現金(特殊景品)として出てしまう状況でも、カード(店舗)にその分を預けてくれれば、流出は防げる。

もちろん翌日に引き落とされてしまえばそれまでだが、それを加味しても貯玉が増えているのが現実。

まっとうな店舗であれば、顧客側が損をする訳でもなく、来店頻度が高いほど、再プレイシステムの恩恵を受ける機会も増える。最悪、店舗が消滅しても貯玉基金という機構が存在するので補てんも可能だ。

預けてあるメダルの枚数が極少量だったり、預けたこと自体を忘れてしまっているため、引き出される可能性が極めて低いケースも事実ある。

ただしこれに関しては、店舗側ではコントロールできない。顧客の意志でしかないのだ。もちろん我々が狙っているのは、そんな小銭稼ぎではない。

再プレイシステム導入で最も重要なのは、「再来店するためのきっかけづくり」なのだから。



そーいや先日久しぶりに有明で「パチスロデッドオアアライブ5」の試打を行ってきた。ここでの評価は控えるが…。

一般的に言われているのが、この機械を導入した店舗から、優先的にまどか☆マギカの後継機が導入されるのでは??という話。メーカーも商売だから、その様な手段を取るのは仕方がないが、もう少し柔軟性がないのかなーと。
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