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サイコロ店長のスロ専奮闘記

機械的問題

実はコラムの冒頭で、年内撤去のパチンコ機の件について約30行を費やしていたのだが、販社男のコラムと丸被りの事実が発覚。泣く泣くデリートした涙目のサイコロ店長です。むしろ確認しておいてよかった…。

ここ数週間、パチンコ業界も大混乱だったのだが、自分の身(店舗)も大混乱に陥ったのは6月1日。結論から言えば、日計粗利が約50万円の大赤字。出血大サービスだよ。号泣だよ。オオバカヤロウダヨ。

確かに設定は使った。普段よりオマケして使った。それでも計画上は黒字40万円の計算。黒40が一瞬にして赤50。都合、約90万円の計画未達。

こうなるとね、もう今月は無理。初日にして撃沈。全力で白旗振っちゃいます。全面降伏ですよ。残りの29日間、コツコツ地味に生き抜きます。


では強引に話題を変えて自分の気を紛らわす。

5月最終週納品の機械。ぼちぼちデータが集計されてきたので軽く掲載しておこう。

パチスロコードギアス反逆のルルーシュR2
├打込:19,200枚
├台粗利:3,300円
└利益率:6.8%

秘宝伝 〜TheLast〜
├打込:16,400枚
├台粗利:18,000円
└利益率:38.5%

パチスロ翠星のガルガンティア
├打込:15,900枚
├台粗利:4,400円
└利益率:10.8%

めぞん一刻 桜の下で
├打込:13,300枚
├台粗利:12,000円
└利益率:32.0%

パチスロコードギアス反逆のルルーシュR2が優秀。20,000枚超えは達成出来なかったものの、総じて優秀

遊びやすさの指標となるコイン単価が最も低い。財布が薄い僕達にも手が出しやすい仕様になっている。さらには台粗利が低い。店舗側が設定を使って機械を育てようとしている兆候かもね。

それとは逆に、秘宝伝 〜TheLast〜は実に暴力的。集計ミスを疑って構わないレベルの台粗利18,000円也。めぞん一刻 桜の下でも同様。両機種は、利益率38%と32%と抜けまくり。この数値を知っていたら、そう簡単に手を出すことは出来ない。天国の惣一郎さんも泣いているぞ。

データが収束しきっていないのか!!と強引なフォローも忘れないのが、私がイケメンと言われる所以でもある。

数値的に非常に中途半端な位置取りの、パチスロ翠星のガルガンティア。ごめん…よくわかんねーからコメントし辛いわ。

とにかく初期稼働はパチスロコードギアス反逆のルルーシュR2が完全に持っていった結果になった。


今後の新台だが個人的にはアレだ、既にメーカーから公式に発表されているノーマルタイプの北斗の拳将。そしてパチスロ偽物語とか。ここら辺の機械に期待したいワケですよ。

私の様な極貧生活者にとっては、比較的(本物)BONUSを引きやすく、地味にメダルが増えてゆくタイプが好みなワケですよ。

自称プロ風のド素人さん連中が語っている様に「ノーマルの低設定は、確実に沈んでゆく」なんてのは風評被害。片腹痛いわ。

過去(累計)数百万台の挙動を確認している私に言わせれば、ノーマルタイプですら設定なんて簡単には読めない。単日単位でなんて無理。

終日8,000ゲーム、設定@のジャグラーをブン回してBBとRB共に設定Eの数値を上回る右肩上がりのデータなんて、過去何度も体験している。

某日にジャグラーで獲得3,000枚。自称プロに言わせれば、してやったりな遊技台選択と小役落ちなのだろうが。アンタ、それ据置の設定@だよ…なんて展開もあるから面白い。

ノーマルタイプでも展開次第では、設定Eにも設定Fにも豹変する。8,000ゲームという短いスパンにおいては。

パチンコ機撤去機問題同様、パチスロも多くの機械的問題を抱えている。現行、新基準機とされている傾斜の穏やかな機械も、「5.9号機」としてさらなる改良を加えられるだろう。気になる方は、関連しそうなワードをネットで検索してみて欲しい。
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