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サイコロ店長のスロ専奮闘記

中古機価格が急上昇

サミット明け。新台検査に訪れた生活安全課の担当官と店内で立ち話をする姿が凛々しいサイコロ店長です。どうやら地域一帯の競合店も、こぞって新台(中古機含む)の導入があるそうだ。そりゃまぁ約一ヶ月もの間、既存機での営業を行ってきたのだから、新台が恋しくなるわな。

稼働の面でアテにならない新基準機を導入するよりも、実績のある中古機を再設置する。機械代の節約以前に稼働の維持(向上)を考えるなら、中古機の有効な運用はもはや常識である。

しっかりと将来を見据える余裕があれば、時代への対応を考えると新基準機供給の波に同調するのも健康的ではある。しかし現実的には、今日明日にシャッターを閉めてもおかしくない切羽詰まった店舗というのも多い訳で…。

「今」を乗り切れなくては半年後もない。そんな状況の中で日々運営しているんですよ、ホントこれ。


そう、中古機ね。そんな店舗の状況を知ってか知らずか、中古機の価格が急上昇している。


機種名の下が3月末の価格、矢印の右が現在(5月末)の価格。最後は変動額だ。

沖ドキ!(30パイ)
130→215万円85万円UP

バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆
120→205万円85万円UP

沖ドキ!(25パイ)
150→190万円40万円UP

マイジャグラーV
125→155万円30万円UP

マイジャグラーU
75→85万円10万円UP

ゴーゴージャグラー
65→80万円15万円UP

アイムジャグラー
50→70万円20万円UP

マジカルハロウィン5
55→65万円10万円UP

パチスロ ガールズ&パンツァー
55→60万円5万円UP

ハッピージャグラー
50→55万円5万円UP
(2016年5月末サイコロ店長調べ)

中古機界の二大巨頭である沖ドキバジ絆。無事、200万円の大台を突破。笑いが止まらないのは、販社男とその一味だけだ。

過去にも瞬間的に、取引価格が200万円を超えたことは度々あった。しかし今回の価格上昇はホンモノ。当分の間は維持、または更なる上昇の可能性さえある

いくら必要なアイテムでも限度がある。さすがに200万円前後の機械をホイホイ購入する訳にもいかない。だが、購入しなくてはならない状況も生まれる。新規店を立ち上げる時だ。

バジ絆が設置されていない店舗に魅力はないジャグラーシリーズが皆無な店舗に固定客が付くとも思えない。結局のところ、新規店を立ち上げる際には、泣く泣く高額商品に手を出さなくてはならないのだ。

こんな時代だから新規店に及び腰の企業も多い。ここ数年、出店をハイペースで進めていた某チェーンでさえ足踏み状態と聞く。背景には機械だけではなく、他の問題も色々あるみたいだが。

まったくの余談だが、パチンコで今現在最も高額を付けているのが北斗無双。沖ドキもビックリ仰天の約230万円。もちろん1台の値段だ。

高射幸性による撤去対象機だの、みなし機問題だの、AT機の設置比率だの。数々の障害が山のようにそびえ立つ。波乱ありまくりの2016年はまだまだ折り返し地点にも達していない。
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