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サイコロ店長のスロ専奮闘記

新台コードギアス

近年希に見る超絶大ヒットアニメ、おそ松さん。惜しまれつつも先日最終回を迎えた。流れ的には、遅かれ早かれ、CRおそ松さん(別名CRただいま)として、ホールの一角を占める日がくるのだろうと予測しているサイコロ店長です。

このアニメがヒットした要因は多岐に渡る。今風タッチのキャラクタデザイン、練に練りこまれた緻密な構成、そして女性ファンの導入口としてキャスティングされた豪華声優陣も大いに注目された。

声優といえばパチスロパチンコでもお馴染みのコードギアス。この作品の声優陣も、おそ松さんにかぶる部分が多い。主人公であるルルーシュ役の声優が、おそ松さんの一松(いちまつ=四男)、ライバルポジションのスザク役が、おそ松(長男)だ。そう、今回はコードギアスの新作の話。

パチスロコードギアス反逆のルルーシュR2が伊勢志摩サミットの自粛明けに納品開始となる。

営業資料からしてチカラの入れ具合が伝わってくる。表紙も合わせて計16枚。私の知る限り、こんなに分厚い資料は初めてだ。

細かい説明は省略するが、スペック的には最近の例に漏れずBONUS+ART。大枠でのゲーム性は前作を引き継いでいる。

この時代に発売される機械だけに、過度の期待は禁物。前評判だけで終了するパターンには慣れっこだしね。だが今回ばかりは、スペック面で過去の新基準機と異なる点が目立つ。

まず単価が高い。比較対象のパチスロ偽物語の単価が約2.15円に対し、コードギアスは営業資料によると3.0円を超えている。単純に考えて、単価が高い機械は出玉傾斜も激しい傾向にある。

次にMY値(瞬発力っぽいもの)。パチスロ偽物語の約2,000枚に対し、ルルーシュは約2,900枚。約3,000枚近いMY値は、5号機全盛期の機械と遜色がないレベル。

前作の功績も後押しする。検定切れ直前に再設置する店舗が何故か多かった。これにより、前作をタイムリーに味わっていないユーザーにとっても、馴染みがない訳ではないのだ。

一応は新基準機の範囲内。前作よりもベースは高めに設定されている(1,000円約32G)。とはいえ、設定@のPAYOUTは前作よりも格段に向上(前作約94.9%、今回約97.5%)されている。良い意味で出玉のバランスが整っているのだ。

初当り出玉に関する点も考慮された。ARTに継続率を持たせることにより、極力単発回避の処置が取られている。そりゃ前作の様に、一撃万枚要素は削がれているが、偶然性に頼る部分を少なくし、幅広く楽しめる部分を増やす要素は今の時代にマッチ。

既存の機械らしからぬスペックを持ち合わせた、パチスロコードギアス反逆のルルーシュR2。現在のところ導入を予定している。つか、案件取りまとめのタイミングが早かったので、購入の意思表示は示した。

ただし「キャンセルあり」との約束のもと。

やっぱり怖いのよね、今の機械って。いくら営業資料で煽られても、実際にフタを開けてみれば残念だった機械の方が圧倒的に多い。ベタ褒めだった北斗の拳強敵も、多くの店舗が減台対象になりつつあるもん。

おそ松さんではないけど、売れる要素をふんだんに盛り込んだとしても、大ヒットする確証はない。

基本的に無料で視聴可能なテレビと違い、パチスロユーザーは少なからずお金を払って遊技を試みる。より慎重になっても不思議ではないし、慎重になる必要がある。

いっそのこと、初回遊技に限り最初の3,000円分くらいは「お試し遊技」的な画期的なシステムが開発されないかな〜と思ってしまうよ。

上記のシステムは突飛な例だろうけど、長い目で遊技人口を増やしたいのであれば、何らかしらの仕組みを考えなきゃイカンのではないのだろうか。
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