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サイコロ店長のスロ専奮闘記

口コミの影響は大きい

飲食店系レビューサイトの口コミを目にしていつも思うのだが、「自分語り」が多いこと多いこと。それとアレだ、独特の専門用語??を目にすると無性に腹が立つサイコロです。「着丼」ってなんだよ。

パチスロ店においても口コミは重要な情報ツール。特にユーザーにとっては、ホール選びの目安となる。

「このホールは角に高設定を入れる傾向が強い」
「あのホールは中間設定メイン」
「最近新規でOPENした隣町の併設店は、高設定の据置が目立つ」
「毎月○日は○区の○店で全機種に設定Eが投入される」

などなど、

行ったこともないホールの情報(口コミ)までもが耳に入ってくる。

それが事実と違っていても、一度広まった情報に制限をかけることは非常に困難。つか無理。頭を抱えようと、苦情の先を突き止めようと無駄な抵抗。諦めるしかない。

でもそれって非常に怖いよね。

店舗も気合を入れた月イチイベント日。設定配分は十分だが、偶然にも出玉が伴わなかった。ぶっちゃけよくある現象だ。

その日たまたま遊技をしていたユーザーの中に影響力が高い人間がいたとしよう。素直な感想として「出ない、出してない」と判断して情報発信(口コミ)すれば、実情には関係なく店舗の評価は格段に下がる。それ程、口コミの影響は大きい

特に店舗から配信されるメールに制限がかかっているこの時代、わずかな情報が重宝される裏事情も、それを後押ししている。


これだけの情報社会。ユーザーが口コミに左右されるのは当然だ。しかし情報操作されるのは打ち手だけではない。当の店舗、というか店長本人にも影響されやすい人間は多い。みんな結構単純なんだよね。

わかりやすい例として新台の評価がそれ。導入候補の新台に「甘い」との噂が立てば、事実はどうであれ敬遠しがちになる。また、ベテラン評論家が「面白くない」とつぶやけば、たちまち販売台数に影響が出る。

事実や実態は別として、情報によってユーザーも店舗も何かを判断するのは一緒なのだ。まるっきり鵜呑みにする訳ではないが、他に情報ツールがない場合には、大きな手がかりにするものだ。

過去には、根も葉もない悪質な噂によって、闇に葬られた機械は多いだろう。裏情報だが、悪評を流しているのはライバルメーカーだったりすることもあるから怖い。

そこまで極端でなくても、変な噂で初期台数に影響があった機械は多い。

今ではパチスロ界を代表する北斗の拳も、初代の販売は悪戦苦闘していた。当時でも珍しかったCタイプ機に加え、直前に販売された伝説の台の影響で、メーカー自体のブランド力が大幅に下落していたからだ。多くの自称評論家は「絶対に売れないし意味がわからない」と嘆いていたのを思い出す。

噂は実態と異なる場合も多い。巷で人気のラーメン屋でさえ、天候や気温によって味は微妙に変化する。そもそも顧客の体調によって、味の感じ方が違ってくるものだろう。

パチスロも一緒。たかだか数時間程度ホールの状況を観察した程度で、実際の割数は絶対にわからない。

皆さんも、必要以上に無駄無意味な情報に左右されることなく、本質を見極めてもらいたいものだ。その中で、自分の好みに合った店舗を探してもらいたい。ラーメンの好みは人それぞれだからな。
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