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サイコロ店長のスロ専奮闘記

撤収理由いろいろ

2月は偽物語、3月は十字架、4月はコードギアス。各々少台数だけでも摘んでおけば問題ないかな。機械代を節約しなくちゃならんので、南国とか鉄拳とかに色気を出してる場合ではないの。これだけ導入する機械が少ないと、レイアウト(機種配置)を組むのが楽。楽チン。そんな狭いトコロにしか喜びを発見出来ないサイコロ店長です。

平成28年1月17日。私にとって非常に想い出深い店舗がひっそりと閉店した。いや…全然ひっそりでもなかったのかな。大々的に閉店告知していたし。マルハンパチンコタワー渋谷である。

思い起こせば約20年前。この店舗のど新規(開店)の日。高田馬場某所の某企業に勤務していた私は、どうしても開店時間に向かうことが出来なかった。早めに仕事を終わらせて、急いで渋谷に向かったはいいが、とっくに閉店してたっけ。

グランドオープンから異様に盛り上がる店内。当時話題の機械を中心に、空台が出る気配すらなかったのを思い出す。

業界最大手と呼ばれる企業でさえ、都内初進出でランドマークと呼ばれた店舗でさえ、時代の流れには勝てなかったのだろう。

こりゃ明日は我が身だね。

ぶっちゃけ今までも大手チェーン店の撤収なんてのは珍しくはない。

パチンコ店が閉店すると、多くのユーザーは口を揃えて「潰れた」と漏らす。店を閉めた本当の理由はさておき、傍から見れば立派??に潰れたのだから。でもちょっと響きが悪いよ、潰れたって。

この様な場合、私は撤収という言葉を使う様にしている。ちょっとスマートでしょ。

撤収する理由は様々。スタンダードな理由のひとつとして、運転資金が尽きたから。所謂「潰れた!!」だ。

土地の関係で撤収するケースも珍しくない。再開発などで、周辺地域そのものがサラ地になっちゃうとかね。これ、駅前物件にありがち。

それと似た様な例では賃貸物件の店舗も例外ではない。運転資金のショートではないが、パチンコ店としてはあまりにも生産性が悪すぎる場合、契約を更新しない場合も実際にある。新たな土地を探して営業する方が効率的なのだろう。

似た様なパターンだが、経年によって建物そのものが営業に適さなくなってしまう例もある。築数十年の物件で今の耐震基準を満たしていないホールは意外と多い。

数年前にちょいちょいあった事例だが、近隣に業界大手チェーンの出店が決まったため、大火傷をする前に身を引く店舗も。賢明な判断だと言えるのかな。

レアケースとして、オーナーが突然パチンコ営業をやめてしまうパターン。ほれ、覚えているユーザーもいるかな。都内中央線某駅前で高稼働を誇っていた店舗が、突然閉店しちゃった件。ま、あくまで希なんだけどね。

AT突入にもレア役、ゲーム数、BONUS経由など様々なルートがある様に、「撤収」にも各種ルートが存在するのだ。だから不用意に「あのホール、遂に潰れた!!」と口にしてはいけないのだ。
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