ジョーカー

稼働の質は右肩下がり

梅雨も明けて坂道に陽炎が見える季節になっても、相変わらず天龍ばかり追い掛けている。

茹だるような日々の中、僕の天龍の稼働は上がり続ける気温と反比例してクソ寒い方へと転げ落ちている。

前回のコラムの時も酷かったが、先週はそれに輪を掛けて酷いことになってしまった。たまたま1日だけ餃子のマトモな台を打てたが、それ以外は天龍でプラスにならない可能性が高い台だけを打ち散らかして終わった。

先週は幸か不幸か、ネカセ変更台ばかり触る機会に恵まれた。天龍は短時間では判別が難しいとはいえ、本来こういうチャンスはきっちりとモノにしなければならない。

しかし僕の触った台のほとんどが、次の日以降ネカセは据えのままだった。たしかに出てもいないし、その時点で若干まずい可能性が漂ってくる。更に様子見しながら、他のサイトでその後の出玉グラフが良くてチャラくらいなのを確認する度に、自分の選択ミスが明らかになっていく。

ニアミスと言える状況もあるにはあった。たらればを使えばプラス収支にも出来たはず……と言えなくもない。しかしプラス思考で考えようとしても程度がある。

身銭を切る以上、自分を誤魔化すのにも限界があるということだ。そんな時にケーブルテレビの番組から録画していた「ジョーカー」を観た。

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